不動産売却を決めたら、次は行動力が必要となります。
不動産売却は「買い手と契約」することで売却が成立します。
今回は、
不動産売却の具体的な流れについて解説します。
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不動産売却の流れ
不動産売却は以下の流れで進めていきます。
円滑な売却には
不動産会社の選定が重要になります。
■売却の希望条件を決める
まず自分の希望する売却金額を決めます。
次に
不動産をいつまでに売却するか期限を決めます。
■
不動産会社に依頼し相場価格を調べる
保有する
不動産の相場価格を調べます。
不動産の知識を持たない方が
不動産の正確な相場価格を決めることは難しいです。
よって
不動産会社に
不動産の相場について
相談をしてください。
「所有
不動産の物件概要書」「登記事項証明書」「固定資産税納税通知書」など、
不動産の詳細がわかる書類を
不動産会社へ提出して下さい。
プロの知識と経験から正確な相場価格を知ることが出来ます。
■
不動産の
査定不動産会社に
不動産を
査定してもらいましょう。
不動産会社の「
査定は基本的に無料」です。
「机上
査定」「訪問
査定」という
査定があるため、一般的に
不動産査定は約1週間程度の期間が必要になります。
■
不動産会社と媒介契約を結ぶ
売却金額が決まったら、
不動産会社と「媒介契約」を結びます。
「媒介契約」には「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介」の3種類があります。
■売却活動を開始
「媒介契約」をした
不動産会社が仲介として
不動産の売却活動をします。
自分の物件が売りに出され、物件に興味を持った人が問い合わせや見学にきます。
不動産会社に販売促進活動を全て任せることもできますが、自分も売主として物件案内・説明をする事もできます。
■売買契約を締結
購入希望者が決まれば、売買契約の交渉をします。
お互い合意のもとで「売買契約」を結んで下さい。
「売買契約」には「実印・認印」「身分証明書」「登記済権利証」「印鑑証明書」「収入印紙」が必要になります。
買主から「手付金」を受け取り、
不動産会社に仲介手数料の半額を支払います。
■引き渡し
不動産を買主に引き渡します。
売主の住宅ローンが残っている場合、融資先の金融機関との間で同時に返済を行います。
残金決済が済んだら
不動産の鍵を渡し引き渡しが完了します。
■動産売却後の確定申告
不動産売却によって得た利益に対して、「確定申告」を行う必要があります。
「確定申告」は毎年2月中旬~3月中旬の1ヶ月の期間に行います。
▼まとめ
不動産売却は、適切な工程が重要です。
「媒介契約」と「売買契約」という2つの契約も必要になります。
スムーズで納得できる
不動産売却をするためにも、信頼できる
不動産会社を選んで下さい。